3年越しのアート、ブラジルの皆さんと!!
コロナ以前に計画し、状況を鑑みながら、ようやく実現しました。
オンライン・アートをテストラン
法人の総会を6月21日(日)に、Zoomで行いました。
今年の目玉は、オンライン・アート。
地域福祉のツールとして、PCやその周辺機器を準備しました。
そんな【ソサエティ5.0】の時代が近づいてきましたね。

羽田福祉賞・奨励賞・獲得!
~中国・大連市の高齢者施設におけるアートの 取り組みを発表~
地域密着型通所介護事業の中で行っている高齢者のケアに効果がある、臨床美術
(クリ二カル・アート)。長年の経験を中国・大連市の高齢者施設でも実践しました。
その結果、アート・プログラムを体験した高齢者から喜びの声が聞かれ、
臨床美術の新たな役割が見えてきました。この活動で私たちは、臨床美術が
グローバル(世界的)に通用する、素晴らしい活動であるという確信を持ちました。
*羽田福祉賞とは、中部学院大学・同短期大学部による
介護福祉の発展をめざす実践と研究を奨励するものです。
市内の小学校で アート体験
今年も、アート教室を開催しました。
さつまいもの量感造形
さつまいもの独持な形の面白さを発見。 新聞紙を固めた子紐で巻、
木粉粘土の重さと抵抗感を指先で感じる 立体に造形していきます。
そのあと、和紙をちぎって、 さつま芋の色・味から感じられる
色や香りを粘土に張り付ける質感 絵画的な混色を楽しむ
子供たちの創造感が広がります。 粘土の手触りも、心ときめく体験。

地域で地域を守る臨床美術の魔法~みらいアート
「地域のために何ができるのか?」と何度も問いながら移り変わる制度に惑わされながらも《地域福祉》に取り組んできた。それは・・・まさに福祉の原点「幸せな笑顔」を見つけた瞬間でした。
小さな町で「幸せな笑顔」を広めてくれる仲間:臨床美術士の資格取得で多くの仲間ができた。
この出会いが、私の人生の転換期になりました。
臨床美術士として、隣接の可児市へオイルパステルを持ち、民家を購入し、
近所の子供に呼び掛けて教室を開くことからスタート。
お年寄りと外国籍の子供が一緒に過ごした。
「アート」を通して、言葉が通じない者同士の、不思議な空間が居心地が良く、
コミュニケーションが導かれていたように思う。
お互いの「生きている」さまが相乗効果を生み、まさしく笑顔の力が満ちていたと思う。
「アートコミュニケーション」がありました。
地域に根付き、繋がりが深まり、臨床美術を伝える人も受ける人も支えあえることができ、臨床美術の目に見えない魔法の力が地域を変えられると思った出来事でした。
いつの間にか、私(宮嶋 清美)が一番楽しませていただいているのかな、
こんなご縁に出会えて小さな生き甲斐をいただき、
ご縁に感謝しております。
☆臨床美術が広がり始めている未来
可児市で臨床美術を展開して10年が経つ。
高齢者・子供を対象にしてワークショップ・展示会等を開催し、平成26年10月東海3県で「みらいアート」として団体登録。各県で活躍している臨床美術士さんのセッションで実施した作品を3県まとめて可児市内のショッピングセンターにて展示会・ワークショップを開催。
障害者を対象としたワークショップをハチドリ基金の助成金をいただき月1回開催してきました。その結果、特別支援学校などからも、取り組みの依頼。
発達障害を理由に社会参画する機会が乏しくなっている子ども・若者たちの可能性を広げ、セルフ・ヘルプ活動が行えるプラットホームの構築も目指している。
心理的ケア・モチベーションの向上に役立つ、個人の感性を基盤に捉えるユニバーサル化した臨床美術で社会的な役割を獲得できるようサポート支援を進めていきたいと願う。
20年前に臨床美術士として出発した時の原点・・コミュニケーションアートを実現していきたい。
