みんなのアート

市内の小学校で アート体験

  今年も、アート教室を開催しました

 

    10月3日: さつまいもの量感造形

       さつまいもの独持な形の面白さを発見。

       新聞紙を固めた子紐で巻、

       木粉粘土の重さと抵抗感を指先で感じる

       立体に造形していきます。

       そのあと、和紙をちぎって、

       さつま芋の色・味から感じられる

       色や香りを粘土に張り付ける質感 

       絵画的な混色を楽しむ

       子供たちの創造感が広がります。

       粘土の手触りも、心ときめく体験。  

地域で地域を守る臨床美術の魔法~みらいアート             
☆臨床美術士として出発

 社会福祉協議会の職員時代「地域のために何ができるのか?」と何度も問いながら移り変わる制度に惑わされながらも《地域福祉》に取り組んできた。

 平成8年、ある研修会で目にした一つの創作活動が
「臨床美術」との出会いでした。
 それは・・・まさに福祉の原点「幸せな笑顔」を見つけた瞬間
でした。

 小さな町で「幸せな笑顔」を広めてくれる仲間=臨床美術士=の資格取得で多くの仲間ができた。
 この出会いが、私の人生の転換期になりました。

 臨床美術士として、隣接の可児市へオイルパステルを持ち、民家を購入し、近所の子供に呼び掛けて教室を開くことからスタート。

 お年寄りと外国籍の子供が一緒に過ごした。
「アート」を通して、言葉が通じない者同士の、不思議な空間が居心地が良く、コミュニケーションが導かれていたように思う。

 お互いの「生きている」さまが相乗効果を生み、まさしく笑顔の力が満ちていたと思う。「アートコミュニケーション」があった。

☆東山自治会公民館でアート塾開始

 平成21年7月にNPO法人を取得し、11月から介護事業をスタートさせた。
 もちろんデイサービスでも臨床美術を始める。
 でも、何か満足度も足りず笑顔が少なかった。
 地域からも「何をしているのか?」と問われ、市役所や他の事業所からも見えにくかったようだ。

 「臨床美術とはなんぞや?」
 まずは地域に知ってもらおうと自治会に呼びかけから動き出し、当時の自治会長のご理解を得て、自治会公民館で月1回開催(使用料免除)できるようになった。

 当初は3~4人でスタートしたが、継続していく中、10人を超え、民生委員さんも含めて20人近くになった頃、地域の祭りなどで作品展示会を開催して広めていたら、他の自治会から声がかかるなど市から見学や色々な場で依頼がかかり、多くの場所で笑顔が広がり出した。
 世代交流も始まり、地域を見守るアート塾となった。

☆臨床美術サポーターが誕生

 東山公民館でアート塾が継続される中、
 最高齢の塾生から「この臨床美術を習って本当に幸せです」
「最高です」「笑顔で何かできることがしたい」との声が聞こえ、みらいアート独自の臨床美術サポーターの認定をはじめた。

 サポーターには、当法人のデイサービスで月1回「いきいきアート」の講師として頑張って活躍していただいている。

 地域での身近な人が講師を務めることで、地域での繋がりができ安心感が笑顔を豊かにし、感性あふれる作品として出来上がっていった。

 地域に根付き、繋がりが深まり、臨床美術を伝える人も受ける人も支えあえることができ、臨床美術の目に見えない魔法の力が地域を変えると思った。

 臨床美術士でなくても、臨床美術士がサポーターを支えていくことで一人ひとりの未来に何か役に立てる気がした。

 いつの間にか、私(相馬)が一番楽しませていただいているのかな、と気づいた。
 こんなご縁に出会えて小さな生き甲斐をいただき
                  ご縁に感謝しております。

☆臨床美術が広がり始めている未来

  可児市で臨床美術を展開して10年が経つ。
 高齢者・子供を対象にしてワークショップ・展示会等を開催し、平成26年10月東海3県で「みらいアート」として団体登録。

 各県で活躍している臨床美術士さんのセッションで実施した作品を3県まとめて可児市内のショッピングセンターにて展示会・ワークショップを開催。

 障害者を対象としたワークショップをハチドリ基金の助成金をいただき月1回開催してきました。その結果、特別支援学校などからも、取り組みの依頼。

 発達障害を理由に社会参画する機会が乏しくなっている子ども・若者たちの可能性を広げ、セルフ・ヘルプ活動が行えるプラットホームの構築も目指している。

 心理的ケア・モチベーションの向上に役立つ、個人の感性を基盤に捉えるユニバーサル化した臨床美術で社会的な役割を獲得できるようサポート支援を進めていきたいと願う。

 20年前に臨床美術士として出発した時の原点・・
       コミュニケーションアートを実現していきたい。